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ワタリガニの外見は

ワタリガニは、日本では、波の静かな内湾の瀬戸内海や有明海などに多くいます。
ふだんは砂のなかから目だけを出していますが、夜間にえさを探して群泳することから一般的にワタリガニと呼ばれています。

このワタリガニは、秋から冬にかけてが旬で、家庭でもおいしく味わうことができます。
雄よりも雌の方が大きいこのカニの外見は、甲羅は横に長い六角形で、幅は大きなもので25センチにも及びます。

そして敵と獲物の目をだますために、甲羅の後ろの部分やはさみ、そしてに脚は青みを帯びた保護色となっており、
白の不規則な水玉模様があります。

また、はさみ脚は大きく堅固でとげがたくさんあり、はさむ力が非常に強くなっています。

脚は、普通のカニと同じ形をしている第2脚、第3脚、第4脚と、特徴のある第5脚からなります。

特徴のある第5脚というのは、遊泳脚と呼ばれており、大きく足先が平らに変形しています。
この遊泳脚によって、海中を機敏に、また長い距離を泳ぐことができます。

ワタリガニはとても成長が早く、まれに一部は3年めも生きますが、ほとんどが2年で死んでしまいます。

そのため養殖も思案されていますが、稚ガ二は共食いをするという性質があるので難しいようです。
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